教育方針
「イエスは、神と人との前に、その知恵も背丈も神の恩寵をますます増していかれるのだった」
(ルカによる福音書2章52節)
キリスト教教育に基づいたこころの養成
神によって創造されたわたしたち一人ひとりは、かけがえのない存在です。神ご自身がわたしたちをかけがえのない存在として認め、愛し、いつくしんでおられるように、わたしたち自身も互いをかけがえのない存在として認め、大切にする。これこそがいちばん価値ある、すばらしい生き方なのです。
人間のいのちは決して自己完結的なものではありません。自分のいのちは自分自身の為だけに与えられているわけではありません。他者のいのちを生かすために、またそのために使われるときにこそ真のいのちを生きることになるのです。
最後の晩餐のときイエスは弟子たちに遺言のように繰り返しおっしゃいました。「互いに愛し合いなさい。」「友のために自分のいのちを捨てること、これ以上に大きな愛はない。」これからもキリストが教えてくださった神の愛を子どもたちに伝えていきたいと願っています。
聖トマ学園では、日本の伝統行事をそれぞれに工夫して行っております。
教会のこよみに合わせた宗教行事も取り入れて、キリスト教教育を行っております。